さて、このブログをはじめるきっかけとなったFaceLight。
光源数の制限があることを知らずに最初につくったものは、5個も光源を使ったものでした^^;
お叱りを受けるのも当然、と今なら理解できます。
というわけで、地道に光源の特性などを検証していましたが、ある程度判明したところで
新しいFaceLightの作成にとりかかることにしました。
まず、FaceLightを作るうえで知っておきたいことをいくつか列挙。
・SLviewerで表示できる照明効果は、6個の光源まで。
・6個の光源が選ばれる際の優先順位は、「自分(アバターの座標点)に届いた光の強さ」。
・光の発生する場所は、光源プリムの座標点。
・光源の光の強さは、光源プリムのサイズ、形には影響しない。
・光源の光の強さは、光源設定の「範囲」や「弱さ(減衰)」に関わりなく一定。
それからもうひとつ重要なポイントとして
・光源と対象物の面との相対角度によって、照明効果の「明るさ」が変化する
という特性があります。
これが実はかなり曲者です。
画像の上の数字は、照らされている対象の板面の角度です。
光源と板面の中心軸との距離は変わらないのに、角度が急になるほど暗くなっています。
この画像からわかるように、光源から離れるほど面との相対角度が緩くなり、その結果
明るく照らされる範囲も広がります。
また光源と対象面の各頂点の相対距離の差も少なくなるので、照明強度も均一に
近づいていきます。
FaceLightを作る場合、もし自分のことだけを考えるだけでいいのなら、この特性を利用して
「光源とアバター(自分)との距離を大きく離してまんべんなく照らしたほうがいい」でしょう。
しかし、これをやってしまうと「自分のフェイスライトが、他のアバターの顔のすぐそばにきてしまって
煌々と照らしている」という問題が発生するのは目に見えています。
※「半径」や「弱さ(減衰)」の設定を駆使して調節しても、光源そのものの強さは変化しないので
光源がすぐそばにきてしまったアバターは、その強い光をもろに受けることになります。
あらためてフェイスライトの理想を考えてみると
1)自然な光量でまんべんなく照らされる
2)他のアバターへの影響が少ない
3)光源数は少ない
という3点があげられるでしょう。
すべてを100%満足させる方法はおそらくありません・・・どこかで妥協が必要です。
そこで私は
「自分(アバター)から近い距離に弱い光源を2つ設置する」という方法を選択しました。
その結果が以下の画像です。
※クリックすると実寸画像がポップアップします。
上から順に、「正午」「日の出」「深夜」。
左から順に、
NONE(=フェイスライトなし)、
Void(=私が作成した
光源2個のフェイスライト)、
A~C(=他の方が作成した
光源1個のフェイスライト)です。
自分を照らす光量は、VoidとAが近いでしょうか。
一番の違いは、顔や鼻筋の横にできる陰の濃さでしょう。
BとCは弱くやわらかい照明効果が特徴です。
次に、他への影響を確認してみます。
自分(アバター)から50cmおきに円形の板を並べたものです。
VoidとBが近いですね。Aは50cmの位置にある板がやや強めに照らされています。
Cは光源が50cmの位置の板よりも向こうにあり、1mの位置にある板が照らされています。
私が作成しているフェイスライトの問題点は、言うまでもなく「
光源が2個」というところでしょう。
これによって、光源数の制限である6個のうちの3分の1を消費していることになります。
フェイスライトを使うこと自体にも賛否両論あるようですから、もしこれを配布する際には、
必ず注意書きを同梱するつもりです。
また、「この検証に用いた光量のタイプ」と「Bに近い光量に調整したタイプ」、装着場所を
「アゴ(chin)」と「口(mouth)」にしたものをそれぞれ用意し、全部で4タイプ同梱しようと
考えています。
実際に配布するかどうか、配布開始をいつにするかなどを充分に考えて、焦らず急がず行動する
つもりですので、ご意見がありましたらこの記事へのコメントやIMなどで、ぜひお聞かせください。