Thinking about ...

WEBで入手可能なWin用の Viewerには、現在私が確認しただけで４種類あります。

●公式の「Second Life」
　標準のSL Viewer。（実はバグが結構ある）


●公式の「Second Life Voice First Look」
　現在はこのファーストルックが標準Viewerとなっています。（2007.0803追記）
　VoiceChatやウィンドライトなど、SLの新機能が導入されたViewerのベータ版。
　しかしこれらの新機能はまだまだ不安定なようで、使用方法が限定されていたり、
　機能しないようにストップされているものもあります。
　これらの新機能以外には、チャット関連のUIが標準のものとは違います。
　（標準にある「IM」という単独ウィンドウはなくなり、「communicate」というウィンドウに統合。）
　上記の標準Viewerとは別のディレクトリにインストールされるので気軽に試せるんじゃないかと。
　日本語も普通に使えます。
　http://secure-web14.secondlife.com/community/firstlook.php

●公式の「Beta Grid」
　これは標準Viewerのベータ版（だと思います）。
　私自身は使用したことがないのですが、ベーターテストのために公開されているもので
　INできるSLworldも標準のものとは異なり、持ち金も最初からL$5000用意されているようです。
　このL$5000を利用してスキンやアニメーションデータのテスト用アップロード代を節約するという
　使い方をしている人も多い（？）ようです。
　このBeta GridでINできるworldのデータは、標準のworldデータを継承・利用しているらしく、　
　SLに登録したばかりのユーザーは、データ継承の処理が行われていない場合があるため
　Beta Gridを利用できないこともあるようです。
　http://secure-web14.secondlife.com/community/preview.php


●非公式の「Nicholaz」
　注意）2007.08.03現在は、ファーストルックをベースとした標準Viewerのソースを元にした
　　　　　Nicholazはりリースされていません。
　オープンソース化によって生まれた非公式Viewer。
　公式の標準Viewerのバグがいくつか修正されています。
　修正された主なバグには、　メモリーリーク（大量にメモリが消費される）のバグ修正、
　アバターが寄り目になる問題の修正、パーティクル関連の修正、テクスチャバッファ関連の
　修正などがあるようです。
　インストールは、ダウンロードしてきたZIPファイルを解凍してできたフォルダの中にある
　「Nicholaz.exe」というファイルを公式の標準Viewerがインストールされているディレクトリに
　入れるだけです。
　この「Nicholaz.exe」のショートカットをデスクトップにでも置いておけば、そこから起動できます。
　使用上の注意点は、「もしクラッシュしても公式にバグ報告をしないこと」。
　言うまでもありませんが、上記の各種ベータ版と同様に自己責任で使用してください。
　http://www.blueflash.cc/users/nicholaz/

※この記事のエントリー時には「Browser」と書いていたのですが、気になって公式（英語）を
　確認したところ「Viewer」という単語が使われていたので、記事内の表現をすべて訂正しました。